6月 腰痛症

梅雨入りの前に30℃を超える暑い日が続きます。
皆様体調いかがお過ごしでしょうか?
これからの梅雨時期は、低気圧が繰り返し前線の上を通過している状態で、気圧が毎日のように変動します。その影響で、片頭痛や腰痛などの天気痛が引き起こされやすいようです。
今月は腰痛についてのお話。
腰痛の原因は何と8割が原因不明だそうです!
主に姿勢の悪さや体重増加や疲労が溜まった状態での急な動作による腰の負荷がかかる事によるもの。
腰痛症には様々なものがありますが、
今回紹介するのは高齢者の方に多い
脊柱管狭窄症と圧迫骨折についてお話します。
・脊柱管狭窄症
背骨の中の神経の通り道である「脊柱管」が、首や腰の部分で椎間板と言われるクッションの様なものが加齢による水分不足により潰れたり、筋力低下による骨格の変形や脊柱管の中にある靭帯が硬くなることにより狭くなり、中を通る神経が圧迫されて痺れや痛みを生じる病気。
首で神経の狭窄が起こると手に痺れが。
腰で起こると下半身に痺れや痛みを生じさせます。
特徴的なのは数分歩くと下半身に痺れが出て、前屈みになって少し休憩すると症状が改善するという特徴があります。(推計365万人)
・圧迫骨折
転倒等によるケガで起こる背骨の椎骨という骨の崩壊。骨粗鬆症で骨が弱っている方に起こりやすい。
骨が脆い方は朝寝床から起き上がる、クシャミをするだけでなく圧迫骨折を起こす事も。
(70歳以上の女性の3人に1人が圧迫骨折の危険性がある)
訪問マッサージを利用されている中にもこの症状の治療をしている方も多いです。マッサージ以外にも鍼灸の治療がとても効果的で喜ばれています。
以上の症状でない方も、
お腹を冷やさずに適度に運動して汗をかき、養生する事で腰痛予防や熱中症対策もして今から夏の暑さに備えましょう!
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