3月 脳卒中後遺症

 河津桜やコブシの花も咲き始め
春の訪れを感じます。
 今月の特集は「脳卒中後遺症」についてです。
脳卒中は脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、一過性脳虚血発作等の疾患の総称です。
これら疾病が起こると脳の血管が障害され、脳の一部に血液が行き届かなくなります。
脳の神経細胞に血液が行き届かなくなると細胞が壊死し、その細胞自体は再生しません。
その為、半身麻痺等の後遺症が起こります。
この後遺症は介護が必要になる原因としては認知症に続いて第二位で、女性に比べ男性に多い傾向があります。
 先程、脳の細胞は再生しないと述べましたが、
壊死した細胞の周辺の細胞は構造や機能の再編、そして神経繊維の結合の再編が起こり、その細胞の機能の代わりをすると言われています。
つまり、リハビリを行う事で脳卒中の発症前と同じかそれに近い働きが出来る様に人間の体は出来ているのです。
その為、脳卒中を起こして(急性期)から約3〜6ヶ月(回復期)は集中してリハビリを行う事が望ましいと言えます。
 しかし、リハビリを病院で行うのには限界があります。3〜6ヶ月(回復期)を過ぎるとリハビリ期間は終了してしまい、その後は状態に応じて自宅での生活の中でリハビリを行って下さい。と言われます。
この時期の事を生活期と言いますが、今までのリハビリを自力で行うのはとても大変です。
その為、リハビリのあるデイサービスに通ったり、訪問リハビリを頼んだりするわけです。
 後遺症の影響で痛みも強く、なかなか思うようにはデイサービスに行けなかったり、リハビリも身体が痛くて行えないかもしれません。
そんな時には訪問鍼灸マッサージをぜひご活用下さい。機能訓練指導員経験者のスタッフが痛みを軽減しつつ、簡単なリハビリを行います!
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自粛生活が続き、筋力低下が不安な方も是非お問合せ下さい。
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